第1回 日西フラメンコの祭典2007年10月13・14日開催

スペインの「情熱」と「名花」

ホアキン・グリロ JOAQUÍN GRILO

ホアキン・グリロ1968年ヘレス生まれ。 1983年13歳の若さでエルサレムで公演。大成功を収める。

1986年ロンドンのエリザベス女王ホールでの公演に出演し脚光を浴び、翌年にはセビージャのアルカサルでスペイン国王とイギリス女王の臨席の下で踊る。

その後“バレエ・エスパニョール舞踊団”の公演に出演。 1991年から1994年までパコ・デ・ルシアの一員として世界中を公演し絶賛を浴びる。

1992年にはアントニオ・カナレス、クリストバル・レイェス、ホアキン・コルテスなどの著名な舞踊手等と競演。 パコ・デ・ルシア、ヴィセンテ・アミーゴ、ホアキン・コルテスと共にスペイン由緒あるフェスティバルの全てに出演し、観客を魅了した。

1996年、マルセイユにおいてベアトリス・マルティン、ハビエル・バロンと共に“フラメンコ礼賛”に共演、絶賛を受け、フラメンコ専門誌“エル・オリヴォ”より舞踊部門賞を受賞。

1998年、スペインの由緒ある「フェスティバル・デ・ウニオン」に参加、高い評価を受ける。

1999年、独自のカンパニーを設立。初期のフラメンコの形式を取り入れた「ロマンセロ」を初演。

2001年、第5回ヘレス・フェスティバルでアンダルシア州立舞踊団に招かれ同舞踊団に参加。フランスでは新作“グリロ”を上演、同作品をスペインを代表する映画監督ペドロ・アルモドバルのオマージュに招かれドイツ・ダンス・シアターで上演。

2002年4月、マドリッドのアルベニス劇場で上演された“スターたちのガラコンサート”にソリストとして出演し、各地で絶賛される。

2003年ヨーロッパ各地、北米で公演。又、スペイン国立バレエ団の依頼により振付を担当、今年度初上演される等、名実共にスペイン最高峰のダンサーとしての位置を築いている。

イサベル・バジョン ISABEL BAYON

写真:イサベル・バジョン幼い頃からマティルデ・コラルのアカデミーで学ぶ。

16歳でコルドバ、セビージャの音楽院を卒業。専攻のスペイン舞踊はもとよりクラシックバレエや民族舞踊、モダン等をも学ぶ。

1970年代半ばにグラン・アントニオへ捧げる作品でデビューする。

1979年にはセビージャの王宮アルカサルで開催されたアントニオ・マイレナへのオマージュ、フラメンコ会議で特別ゲストとして参加する。その他、無数の国内外の音楽、ダンス・フェスティバルに出演。セビージャのフラメンコ・ビエナルにも幾度かソリストとして出演、又1988年のコンクールではファイナリストとなる。

1992年、セビージャ万博で上演された「AZABACHE」に出演。

1994年、マリオ・マヤが芸術監督を務めるアンダルシア舞踊団に入団。多くの著名アーティストと共に活動。

1999年にはアンダルシア舞踊団の「アンダルシア哀歌」に特別出演。スペイン国立バレエ団の作品「オリパンドー」の振付を担当。

2002年、作品「デル・アルマ」をセビージャ・ビエンナルで上演。同作品はヘレス・フェスティバル、そしてトリーノ・フェスティバルでも上演される。

2004年のセビージャ・ビエナルにはペパ・バンボア監督のフラメンコ劇「 女とペレレ」に主役として出演する等、幅広い活躍をしている。

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