小松原庸子スペイン舞踊団

キャスト1−出演アーティスト

ラファエル・デ・カルメン RAFAEL DE CARMEN

写真：ラファエル・デ・カルメン 1969年、セビージャで生まれる。6歳より、ホセ・ガルバンのアカデミーでバイレの稽古をスタートする。9歳からプロとして活動。タブラオの「エル・ハレオ」や「ロス・ガジョス」に出演するなど、幼少の頃から天賦の才を発揮する。イスラエル・ガルバンやマヌエラ・カラスコとの共演で、名声を高めたが、エル・ファルーコ賞、フェルナンダ・デ・ウトゥレラ賞、ウブリーケ市賞、ビエナル・デ・フラメンコ、ラ・ウニオン等でも1位を獲得するなど、その才能は留まるところを知らない。
当舞踊団の10月公演「フラメンコ　その神秘と情熱」にゲスト出演し、大絶賛を浴びた。ファンからの熱い要望に応え、満を持して、記念公演への出演が決定した。

マルコ・バルガス MARCO VARGAS

写真：マルコ・バルガス有名な闘牛士、ラファエル・アストラを叔父に持つ。10歳より、バレエとクラシコ・エスパニョールをラファエル・レオンに、フラメンコをマノロ・マリンに師事する。1994年、アンダルシア州立舞踊団の創立メンバーに選ばれ、ソリストとして活躍。1998年、サルバドール・タボラによるテアトロ・カンパニーの公演において、カルメンのドン・ホセ役を演じ、各国で好評を博す。以後、当舞踊団の公演にもゲスト・アーティストとして活躍。また振付においても素晴らしい才能を発揮。今後もますます活躍が期待される。

エル・フンコ EL JUNCO

写真：エル・フンコフラメンコの名曲「アレグリアス」の発祥地として名高いカディス出身の名舞踊手。長年、クリスティーナ・オヨス舞踊団でソリストを務め、「アンダルシアの道」、「イエルマ」「ティエラ・アデントロ」等、数多くの舞台に出演する。その後、アンダルア舞踊団でも活躍。「ロマンセーロ」、「南への旅」等に出演し、いずれも大成功を収める。また振付家としても多くの作品を手がけている。
今夏、当舞踊団の「真夏の夜のフラメンコ」に出演。美しい容姿と気品あるバイレ、長身から繰り出される強靭なサパテアードで、観客を圧倒した。まさに現代フラメンコ界のホープである。